ガルネリウスの”SYU” による、ギタークリニック開催!!

2009/4/4(土) 晴れ・・・というより気持のいい曇り(笑) 。とてもすごしやすい天候に恵まれ、下倉&ローランドスタッフは気合入りまくり!! それもそのはず。ついに今日は”SYU”がお茶の水に来るって言うだから、気合いが入らないわけがない!エモーショナルでハイテクニカルなフレーズを縦横無尽に繰りだす楽曲を中心に、BOSSのGT-10の魅力を存分に披露してくれたのだ!!ではさっそく、クリニックレポートをお届け!!

「うっしゃ!SYUです!!(笑)」― SYUもやっぱり気合い入りまくり

会場に到着してすぐに、リハーサルを開始したSYU。
この日、プレイする曲を詰め込んだBOSS Micro-BRをさっそく再生し、会場の鳴りをチェック。この一瞬で今日のギターサウンドが決まるのだ。
おもにエフェクターのモニターチェックが中心で、少し手こずっているように見えたが、数多くのライブをこなしてきたSYU。的確なイコライジングで見事にまとめ上げたのだ。(LOWが出やすい会場なので、LOWを削ったそうな)

使用機材は、最近お気に入りのBOSS GT-10をプリアンプとして使用。アンプはギターアンプではなく、なんとキーボード用のアンプ!
(GT-10のポテンシャルを生かすには、かえってキーボードアンプに方がいいのかもしれない・・・)

ギターはもちろん、ESP製 ”Crying Star”。27フレット仕様にパッシブピックアップを搭載したこのモデルは、いつみてもSYUにお似合いだ。

13:30 開場。4/10に配信予定の”SPINAL CORD"の楽曲をBGMに、この日を待ちに待ったオーディエンスが続々と入場。(”SPINAL CORD"はSYUがギター/ボーカルをとる3ピースバンド。詳しくはこちら>>> )

さあ、SYUの登場だ!―――― 「うっしゃ!SYUです!!(笑)」――――と気合いの入った挨拶とともに、、ローランドのホームぺージでも視聴が可能な楽曲 ”Complicated Crying”をプレイ!!いきなり難解なタッピングから始まり、エモーショナルなメロディ、流麗なスウィープ・フレーズ、豪快で高速なフルピッキングなどウルトラ・ハイテクニカルなフレーズをを涼しい顔でプレイするSYUには圧巻だった!! 

さらにすごかったのはサウンドだ!!あたかも目の前に3段積みのスタックアンプがフルアップで鳴っているかのような大迫力のサウンドはBOSS GT-10の最大の特徴なのだが、まさかこれほどとは・・・。しかもデジタル領域のアンプだからノイズが少ない!SYUがライブでもメインにしているのもわかる気がする・・・。

クリニック自体は、GT-10をフィーチャーした内容だったが、これにはオーディエンスも大満足だったはずだ。
なぜなら、サウンドの紹介や説明はもちろんのこと、サウンド作りのコツや使い方までSYU直伝だったのだ!
特に、簡単に音が作れる機能 ”EZ TONE” の説明では、自分の使っているギターのタイプや音楽ジャンルなどを選択してくだけでぴったりなサウンドが作れると笑いながら説明してくれた。なぜ笑っていたかというと、この機能はSYU自身は使わないようにしているようなのだが、本当にSYUにぴったりなディストーションサウンドがその場でできちゃったのだ! う~ん、恐るべし GT-10。

SYUの笑える失敗談(特に車のローンの話は爆笑でした・・・笑)や軽いジョークを交えながらのトークは、いつもステージでオーディエンスを盛り上げる様子とは違い、SYUをとても身近に感じた。逆に来場者が”ガルネリウス”の状況を気遣う場面もあり、その様子はまるで先輩と後輩というような親近感があった。

GT-10の奥深さを体感させてくれたり、ガッツ溢れるギタープレイを間近で見せてくれたりと、とても有意義で貴重な時間を提供してくれたSYU。今度はどんなパフォーマンスを見せてくれるのかとても楽しみだ。




SYU's Words

●僕のサウンド作りで肝となるのは、イコライジング。特にミッドレンジの調整には気を使っているよ。
●最近、歪みの量がよりパワフルになってきたんだ!前までは”80”くらいだったのが今では”108”!!(笑)
●GT-10はたくさんのプリアンプタイプが入ってるけど、スピーカーシミュレーターの選択も大事なんだ。そして、GT-10使うなら絶対パッシブ・ピックアップがおすすめだよ!!
●ハーモニストもよく使うよ。GT-10のハーモニストはどんなに速いチョーキングでもしっかり(ハモリが)ついてくるんだ。今までできなかったことがGT-10では、できるようになっている!!
●僕のレコーディング(デモの段階?)はパソコンは使わないんだ。メインで使っているのはBOSS BR1200CDだよ。ドラムマシンもBOSSのDRシリーズ。
●今日は熱い!!楽しい!!まだまだ演奏したい!!


Special Guest プロフィール

SYU
1980年生まれ。幼少よりバイオリン、ドラムなど多くの楽器に親しみその後ギター一筋に。
ANIMETALにギタリストとして参加ののち、2003年には自身のバンドGalneryusでメジャーデビュー。 その高度なギター・テクニックを縦横無尽に駆使したプレイでいまもっとも注目されているギタリストである。





SYUの愛用のマルチエフェクターをチェック!!

BOSS GT-10 (マルチエフェクター) 詳しくはこちら>>>

GT-10は、マルチ・エフェクツとして極めて高い サウンド・クオリティを実現したGTシリーズの最新鋭モデル。弾き心地や演奏感を追求してチューンされたアンプ・モデリングや歪みエフェクトを搭載し、EZ TONEによるシンプルな音色エディットと、パラレル・チェインによる自由度の高い音づくりが可能。幅広いユーザーのニーズに応えるギター・エフェクツ・プロセッサーです。
●強力なDSPチップとCOSM技術による圧倒的なサウンド・クオリティ。
●直感的な操作で、すばやく音づくりが完了する「EZ TONE」機能。
●パラレル・チェインによる多彩な音づくりが可能。
●最大38秒のフレーズ・ループ機能搭載によりパフォーマンスを強力にサポート。
●PCとの連携で活躍するUSB AUDIO/MIDI機能。

GT-10は、高性能DSPチップの搭載によりサウンド・クオリティを大幅に強化。GTシリーズやギター・アンプで培った定番のギター・サウンドはもちろん、最新のチューニングが施されたCOSMアンプ・モデリングとCOSMエフェクトを駆使した迫力あるサウンド・メイキングが可能です。
  しかも、アンプ・モデリングや歪みエフェクトは、弾き心地や演奏感を追求したこだわりの設計。ギタリストが求める繊細なピッキングのニュアンスや、ボリューム操作による緻密な音色変化など、サウンドの“密度”にまで注視し、豊かな演奏表現を可能にする高いクオリティを実現しています。

暗いステージなどでも安心して使用できる視認性の高い大型LCDと、カーソル・ボタンと一体化したダイヤルにより、快適な操作感を実現しています。

GT-10エフェクト一覧

↑多種多様で、様々なニーズに合わせた " BOSS EFFECTS "

 

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