2009/8/22（土） 板谷直樹 ”ベース基礎トレ”セミナー開催レポート！！ 2009/8/22（土） ここ最近の天候といえば、夏なのにパッとしない空模様が続いていたのだが、この日は晴れとなりホッと一安心。数多くの有名アーティストと共演しながら、自身のテクニックを伝授する教則本の出版やYOUTUBE（動画サイト）への教則動画の配信、各地でのベースセミナーなど多忙な毎日を送っている板谷直樹氏。 そんな彼が楽器の街”お茶の水”でどんなセミナーを、どんなフレーズを披露してくれるのかとても楽しみだ。 この日のセミナーは、ベーステクニックはもちろん、フレーズの組み立て方や普段の練習方法、効果的なスケールの使用法などをわかりやすく丁寧に教えてくれた。その姿はまさに”先生”だ！！ ホワイトボードに重要なポイントを書き込み、それを受講生がノートにとったり、楽器を持参した人はフレーズをなぞってみたり、受講生に発言してもらったりと、とても有意義なセミナーだった。 そしてなんと！事前に受講生に書いてもらった質問に全て答えてくれたのだ！！（実演付きで！！感激！！） ベース・・・それは単音楽器で弦が4本、しかも低音がメインの楽器。一歩間違えれば単調でつまらない楽器になってしまうが、板谷氏がこの日教えてくれたのは、いろんなフレーズを練習することでベースの可能性を広げる・・・ということだったように思う。 板谷氏が教則本でも重要視してる”ベースの三大要素（よいリズム、よい音、良いライン）”は基本中の基本のことだが、ベーシストにとっては永遠のテーマになるのではないだろうか。それほど重要で欠かせない要素なのだ。 それでは、恒例のセリフ集をどうぞ！！  
板谷's WORDS ●ベースの三大要素とは、よいリズム、よい音、良いライン！！●プロになるにはまず自分を知ってもらうこと！！ ●単調なフレーズはリズムを変えることで、音楽的になる！！ ●分散和音を学ぶことで、効果的なベースラインが作れるようになる！！ ●プレイがマンネリ化してる人は、大抵は手癖フレーズばかりになっているんだ！ ●クロマチックアプローチはとても効果的！ 質問コーナーでは・・・・・ 受講生）練習してもうまくならないんだけど・・・・・。 板谷）できない、うまくならいって思うと上達しないよ。自分をほめたり、自分はできると思うことで上達するものだよ！（ピグマリオン効果） 受講生）ベースソロがワンパターンになっちゃうんだけど・・・・・ 板谷）少しずつ音を増やしたり、アクセントの付け方を変えてみたりするといいよ。 言葉だけでは分かりにくいことを、わかりやすいフレーズをいくつも実演し、その重要性をたたきこんでくれた。 スナップショット
板谷直樹 ”ベース基礎トレ”セミナーの内容
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板谷直樹 プロフィールR&B、AOR、ジャズ～スムースジャズ系を得意とするグルーブ系ベーシスト。理論やコンセプトを実践まで引き上げるレッスンは信望者が後を絶たない。著書に「ベースラインで迷わない本」（リットーミュージック刊）
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